パリ仕込みの本格パンが日常で楽しめる「ケノヒノパン」【まるっと中野】
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更新日:2025年10月2日
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「いととこナカノ」です。
今回は、「もっと早く出会いたかった!」と思わず声に出してしまう、南台商店街にあるパン屋さん「ケノヒノパン」を紹介します。
商店街に突然現れる「パン」の文字
京王バス「南台三丁目」で降りて、南台商店街を息子と歩いていると、
目に飛び込んできたのは大きな「パン」の文字!
「パン?これはパン屋さん?」と、息子がワクワクして指をさす先にあったのが「ケノヒノパン」。
日常に溶け込むハード系のパンたち
店内に入ると、ショーケースには、ハード系のパンがずらり。
店主の鈴木さんは、パリの有名店「メゾンカイザー」で修業を積んだ経歴の持ち主。
確かな技術で組み立てられた本格的なハード系パンはもちろん、日常に寄り添う食べやすいパンが揃っています。
子どもの目線からもワクワクする見た目のパンが並んでいます。
息子も、「これがいい!これが食べたい!」と夢中で選んでいました。
早速いただきます。
チョコパン(100円)
チョコパンは、もちもちのパンの食感に、甘すぎないチョコがちょうどよく入っているケノヒノパンの人気メニュー。
カンパーニュフルーツ(1320円/ハーフ660円)
カンパーニュフルーツは、フルーツがぎっしりで、噛めば噛むほど素材の味が広がります。
はちみつトースト(250円)
はちみつトーストはカリカリの食感に、噛むたびジュワッと染み出すはちみつの甘さ。
ロデブナチュール(400円/ハーフ200円)
ロデブナチュールは、少しトーストするとさらにもちっとして、香ばしさが増します。
食べ終わった息子が「また行きたい」というほど大満足。
「ハード系のパンは子どもと一緒に楽しむのは難しい」と思っていましたが、ケノヒノパンのパンに出会って、そのイメージが一気に覆りました!
きっとギターが上手くなる「パネットーネ」
店内を見回していると、気になる文字が目に飛び込んできました。
ギターを持つ店主の鈴木さんのシールと、ピック型のタグがついています。
実は鈴木さんは、かつてプロのジャズギタリストを目指していました。「音楽もパン作りも、何かが出来上がる喜びが同じなんです」と話してくださいました。
一口食べてびっくり、周りはしっとりしているのに、軽くてふんわり食感。
これはすごい。食べ始めたら手が止まりません。
さらに売上の10%はギター制作者である、Daniel Slaman氏の設立した世界中の子どものための基金(Guitars Support Children Foundation)に寄付されます。
美味しいだけではなく、誰かの力にもなる、そんな特別なパンなのです。
行くたびに出会える、新しい挑戦
ほっとするような温かさと、パンへの真摯な思いがつまった「ケノヒノパン」。
日々のくらし(ケの日)に寄り添いながら、時に小さなご褒美(ヒの日)にもなるようなパンを届けたい、そんな願いが込められています。
店内には定番のパンに加え、季節や気分に合わせた新しい挑戦のパンやお菓子が並びます。だからこそ、一度だけでなく、ぜひちょくちょく覗いてみてください。訪れるたびに、新しい出会いや小さな驚きが待っているはずです。
ケノヒノパン
アクセス:
東京メトロ 丸の内線「中野富士見町駅」より徒歩15分
京王バス「南台3丁目」下車 徒歩3分
営業時間:10時30分~18時00分
定休日:水曜日、木曜日、第2・第4火曜日
Instagram:@kenohinopain(外部サイト)
最新情報は随時インスタグラムをご確認ください。
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このページは区民部 文化振興・多文化共生推進課が担当しています。